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貿易管理令と該非判定書について、簡単な説明

更新日:2023年12月7日



1. 貿易管理令とは


貿易管理令は、一国の安全保障や外交政策、経済の安定などを守るために、特定の商品や技術の輸出入を制限するための法令です。具体的には、武器や核関連技術などの輸出を制限することで、国の安全保障を確保しようとするものです。また、短期間に大量の輸出入が行われることで、経済のバランスが崩れることを防ぐ目的もあります。


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2. 該非判定書とは


該非判定書は、商品や技術が貿易管理令に該当するかどうかを公式に判断するための書類です。企業が輸出する際に、自分たちの商品や技術が制限対象になっていないか不安な場合、該非判定を行う機関に申請することで、明確な判断を受けることができます。


3. 貿易管理令の必要性


現代の国際社会では、様々な技術や商品が国境を超えて移動するようになっています。しかし、一部の技術や商品は、悪意のある組織や国に利用されることで、国際的な安全保障の脅威となる可能性があります。例えば、核兵器の製造に必要な技術や、化学兵器の原料となる化学物質などは、国際社会での取引が厳しく制限されています。貿易管理令は、こうした危険な商品や技術の取引を監視・制限するための仕組みとして存在しています。


4. 該非判定のプロセス


企業が輸出を検討する際、まず自社の商品や技術が貿易管理令の対象となるか自己判断します。しかし、自己判断だけでは不安な場合や、明確な判断が難しい場合は、該非判定を行う機関に申請します。申請には、商品や技術の詳細な情報を提供する必要があります。機関はこれらの情報を基に、該当するかどうかの判断を下します。該当しない場合は、該非判定書を発行し、企業はこれを持って輸出の手続きを進めることができます。


5. 注意点


該非判定は、あくまで一つの商品や技術に対する判断であり、一度該非判定書を取得しても、商品や技術の改良・変更が行われた場合などは再度判定が必要です。また、該非判定書が発行されたとしても、その他の輸出の手続きや制限がある場合は、それに従う必要があります。


まとめ


貿易管理令は、国の安全保障や経済の安定を守るための重要な法令です。輸出企業は、自社の商品や技術がこの令に該当しないか、しっかりと確認する必要があります。該非判定書はそのためのツールの一つで、確実な輸出を行うためのサポートとして活用されています。


詳細は経済産業省、安全保障貿易管理に確認ご相談ください



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