9月5日の国際物流ニュースでは、いくつかの注目すべき動きがありました。
1. Maerskが新倉庫施設を開設
Maerskはアメリカ・テキサス州エルパソに新しい倉庫施設を開設しました。この施設は、メキシコのチワワ州にあるシウダードフアレスとの国境に位置し、アメリカとメキシコ間のクロスボーダー物流をサポートするために設計されています。73のドックドアと広大なトラックヤードを備え、北米全体への貨物の集約・分散を効率的に行えるようにしています。
2. Mosolf Port Logistics & ServicesがTransport Overseas Groupを買収
ドイツのMosolf Port Logistics & Servicesは、ベルギー、スペイン、ポーランド、アラブ首長国連邦で事業を展開しているTransport Overseas Groupの全株式を取得する計画を発表しました。この買収は、2025年1月1日に完了する予定であり、モゾルフのグローバル物流市場における戦略的ポジションを強化する狙いがあります。
3. CMA CGM Air Cargoの拡大
CMA CGMは、アジアとアメリカを結ぶ新しい航空貨物ルートを開設しました。この動きは、航空貨物市場における同社の競争力をさらに高め、特にアジア太平洋地域からの需要に応えるものです。
4.新しいコーティング「AeroShark」
貨物航空会社が新しいコーティング「AeroShark」を導入し、空気抵抗を減らして燃料消費を抑えています。全日本空輸（ANA）とエバー航空は、この技術をボーイング777貨物機に適用し、年間数千トンの燃料とCO2削減を見込んでいます。ルフトハンザ・カーゴは既にこの技術を導入し、今後さらに拡大予定。サメの皮膚を模倣したこの技術は、特に貨物機で高い効果を発揮します。
これらの動きは、国際物流業界の効率化と成長を日々反映しています。
NEWSソース
Maesk
https://www.maersk.com/news/articles/2024/09/05/maersk-opens-new-warehouse-facility-in-ei-paso-texas
TransportoEuropa
FreightWaves
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