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横浜、東京、阪神、名古屋港のニュース20240817

更新日:8月18日

横浜、東京、阪神港の今日のニュース、名古屋の最近のニュースをお届けします。



airsea

横浜港


今日の国際物流に関する横浜港の注目ニュースとして、液化天然ガス(LNG)で動くコンテナ船「CMA CGM LIBERTY」が、横浜港に初めて入港しました。この船は日本に寄港する初のLNG動力コンテナ船であり、横浜港の環境に配慮した取り組みの一環として注目されています。この船は、硫黄酸化物の排出を最大99%削減し、窒素酸化物を92%、粒子状物質を91%削減できるという特徴を持っています。


さらに、この動きは横浜港がLNG燃料供給インフラを整備し、より大規模なコンテナ船を受け入れる能力を強化することを目的としています。将来的には、LNGやその他の環境に優しい燃料を使用する超大型コンテナ船の寄港が増えることが期待されています。


ソース

MarineLInk


Logistics Manager



東京港


本日、東京港に関連するいくつかの重要なニュースが報告されています。

まず、NYK東京コンテナターミナルで新たなトランスファークレーンの運用が開始されました。このクレーンは、将来的に水素燃料電池への置き換えが可能な、小型のディーゼルエンジンを搭載しており、二酸化炭素排出量を削減するための取り組みの一環として導入されました。このような取り組みは、日本の国土交通省が推進するカーボンニュートラルポート構想に沿ったもので、港湾における温室効果ガス排出量をゼロにすることを目指しています。


ソース

Maritime Logistics



また、東京港では8月17日において、貨物の出入りが通常通りに行われ、特段の遅延や問題は報告されていません。港湾業務は順調に進行中であり、今後も新しい技術や設備の導入が期待されています。


阪神港


今日(2024年8月17日)の国際物流に関する注目ニュースとして、大阪港における環境に優しい取り組みが報告されています。大阪港と神戸港を統合する「阪神港」では、世界初となる水素エンジンを搭載したゴムタイヤガントリークレーンの実証実験が開始されました。このプロジェクトは、港湾の脱炭素化を目指す一環として行われており、将来的に水素燃料や電力を使用した荷役機器の導入を進める計画です。


この取り組みにより、港湾での二酸化炭素排出量を大幅に削減し、地域の環境保護に貢献することが期待されています。水素をエネルギー源として活用することは、日本国内の他の港湾施設でも導入が進む可能性があり、物流業界全体での持続可能な発展が進むと考えられます。


さらに、大阪港の取り組みは、阪神港の国際的な競争力を高めるとともに、今後の物流ハブとしての地位を強化することが見込まれています。



名古屋


名古屋港では、2024年7月にランサムウェア攻撃が発生し、その影響で貨物の積み下ろし作業が一時的に停止されました。この攻撃により、名古屋港のシステムがダウンし、トレーラーにコンテナを積み込む作業が中断されました。このシステム障害は、港全体の貨物輸送に深刻な影響を与え、一部のトレーラーが港内で滞留する事態となりました。


この攻撃は、「LockBit 3.0」というランサムウェアグループによるものであると考えられています。このようなサイバー攻撃は、港湾運営において重大な脅威をもたらす可能性があり、特に日本の貿易において重要な役割を果たす名古屋港のような大規模港にとって深刻な問題です。


この事件は、サイバーセキュリティの重要性を再認識させるものであり、特にインフラストラクチャーを守るための予防措置が急務であることを示しています。


source

Industrial cyber



Security week


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