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今日の国際物流ニュース20240816

今日の国際物流ニュースでは、以下の重要な問題が取り上げられています。



airsea

1. ストライキの可能性: アメリカの東海岸および湾岸の港湾では、国際長距離労働者協会(ILA)が重要な契約交渉を進めており、9月30日までに合意に達しなければ、10月1日から全域でストライキが発生する可能性があります。また、カナダでも全国的な鉄道ストライキの懸念があり、これがすでに鉄道輸送に大きな影響を及ぼしています。


2. 港湾の混雑と遅延: 主要な港湾での混雑が依然として大きな問題となっています。特に、紅海の危機や悪天候が遅延を悪化させており、テキサス州フリーポートや他の主要な港湾での待機時間が増加しています。これにより、商品の流れがさらに滞る可能性があります。


3. 輸送費の上昇と設備不足: アジアでの設備不足が、輸送費の上昇を引き起こしています。キャリアは、空のコンテナをアジアに戻すことを優先しており、これが北米からの輸出に影響を与えています。ポートの混雑やスケジュールの不安定さに伴う追加コストにより、料金の引き上げが予想されています。


これらの状況は、労働紛争やインフラのボトルネック、環境要因が国際物流に与える課題を浮き彫りにしています。



日本に関する国際物流ニュースとして、特に注目される出来事は報告されていません。ただし、日本の輸出入が第2四半期(4月から6月)において依然としてマイナス成長を示している一方で、前期よりは改善が見られたという報告があります。また、アジア地域から米国向けのコンテナ輸出が6月に前年同月比で14.8%増加したことが確認されています。これらの動向は、国際物流市場における日本の地位や輸送量に影響を与える可能性があります。



ソース

NNR Global Logistics

Seatrade Maritime News

CH Robinson

Nippon Express Holdings

JIFFA



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