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為替2024年6月



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なおこの情報は、あくまでもいろいろな情報をまとめた見解であり、必ずそうなるということではありません。参考程度にお読みください。 

 


ドル円4月29日AM10:00ごろドル円が160円に届きました。

今年に入って日銀は2度為替介入に入りましたが、少しずつ加速しながら円安に戻り現在は150円後半で160円あたりで推移しています。


前回ドル円が160円だったのは、1990年で34年以上前の話です。

 

米国でプラザ合意が行われ、円高になりました。

日本からは中曽根内閣、竹下登大臣が参加されたました。

そしてバブル景気が。

 

現在、輸出企業や日本に来る海外の方は円安恩恵を受けても、海外へ出かける、サービスを利用する際の割高感、そして国内の生活が為替に連動する物品の物価高で大変な部分も感じられます。

 

円安が解消される時期については、いくつかの専門家の見解があります。2024年中に円安が少しずつ解消される可能性はありますが、これは複数の要因に依存します。

 

1. FRBの利下げ: アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)は2024年中に複数回の利下げを予定しています。これにより、ドル安、円高に転じる可能性があります。


 

2. 日銀の利上げ: 日本銀行(BOJ)は金利引き上げを進めており、これが円高圧力を高める要因となります。特に2024年末までにさらなる利上げが行われる見込みです。

 

 

3. 経済指標と地政学的リスク: 経済指標や地政学的リスクも為替市場に大きな影響を与えます。例えば、米国雇用統計、FOMC声明、フェデラルファンド金利、国際総生産(GDP)、貿易収支、消費者物価指数(CPI)、ISM製造業景気指数、日銀短観、日銀政策決定会合などなどが特に為替変動要因となります。

 

海外マーケティング予算への影響

 

現在の円安は、海外展示会などのPRマーケティング活動において費用が比較的増す原因となりえます。しかし、上記の要因が変動することで、2024年後半から2025年にかけて円安が解消される可能性があります。したがって、長期的な計画を立てる際には、これらの金融政策などの動向も注視し、適切なリスク管理を行い予算を組み立ててゆくことが必要です。

 

特に、為替は、最新の市場情報を収集して迅速に対応することで、円安の影響を最小限に抑えることができます。

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